さて、突然、時速400キロも出る電動バイクを作れるわきゃないwので、まずは、電動バイクの作動原理を経験するべく、原チャリクラスの電動バイクを自作することにしました。
ベース車両として考えているのはジャイロXです。
なんだ、3輪かよ、バイクじゃねーじゃん!と思われる方もいらっしゃるかもですが、僕は、今回の電動バイク作りにあたり、未来の新しいバイクの形も模索したいと思っています。
ご存知のとおり、今、国内の2輪業界はもり下がりまくっています。
バイク乗りとしては非常に残念なことです。
個人でどこまでできるかわかりませんが、なにか、国内のバイク業界に刺激を与えられたらな、とぼんやり思っています。そこで、未来の新しいバイクの形、どのように人々の生活に入り込んでいくのか、はたまた、どのように人々の生活を豊かにするものなのか、そういったことも考えながら、電動バイクを作っていきたい、と思っています。
私見ですが、現在のバイク業界は利益幅の大きいビッグバイクを購買力のある30才後半から50才のライダーに売って、耐え忍んでいます。また、ライダーも、マニアック化していて、そのライダーに対して売れる商品しか作れないために、バイク初心者が買いたいバイクが無い、というのが現状です。
また、実用面というところでみると、バイクは車に比べて大きく劣ります。雨が降ったら、バイクに乗れないね、というのが一般的だと思います。
というところで、現在のバイク業界は、
*バイク初心者層
*バイクを実用的に使いたいだけのバイクツール層(便宜上命名)
を、逃していると思います。
こういった浮遊層を獲得していかないことには、将来のバイク市場の活性化は見込めないと思うのです。
さて、前置きが長くなりましたが、ジャイロXを電動バイク化しようとすると、以下の部品が必要なことが分かりました。
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○モーター(&CVT):¥98,000
動力の源泉、モーターですね。無段変速機付きだとこの値段になります。
モーターだけで買えないものか、、、
○コントローラー:¥38,000
アクセルからの指令に基づき、モーターの出力をコントロールするためのコントローラーです。これは自作されている方をネット上で見かけたので、将来的には、自分も、これは自作したいと考えています。
○コンバーター:¥1,800
ウインカーなどの12Vで動くことを想定としている電子機器へ電力を供給するためには、48V(電動バイクのバッテリは48V想定)から12Vに変換しなくてはいけないので、コンバーターが必要とのことです。
○アクセル:¥3,000
どれくらいの出力にするか、人間の手でコントロールするためのものですね。って、説明不要ですね。
○ブレーカー:¥500
何らかの理由でバッテリーなどが暴走したときに、電力をカットする部品です。保護回路ですね。これがないと、バッテリーが爆発したりしますw
○バッテリー(リチウムか鉛かで価格は変わります)
*リチウム 38A:¥98,000
*リチウム 20A:¥54,800
*鉛 20A:¥20,000~¥30,000
リチウムは鉛に比べて重量や大きさが四分の一くらいです。
高価だけど、軽くて、小さいバッテリーが欲しいなら、リチウム。
重くて大きいけど安いのが鉛、ですね。
○充電器
*38A :¥14,800
*20A :¥9,800
バッテリーに充電するための充電器です。
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むむぅ、やはり高いw しかし、これらを手に入れないと始まらないので、どうにかするしかないですね。
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