2014年8月7日木曜日

期待の新生 キャパシター

最近はモーターブラケットの話ばっかなので閑話休題と言うことで、昨今の技術トレンドをば。

電力の源であるバッテリーですが、巷では、技術革新が起きにくいと言われてまして、例えば、今後、劇的にバッテリー体積に対する蓄電量が増える、とか、すごく軽くなる、とか、そういった革命は起きにくい、と予想してます。

バッテリー界隈産業の動きは、いろいろあるんですけども。
http://ascii.jp/elem/000/000/920/920276/


一回の充電で走れる距離を伸ばしたいなら、バッテリーをたくさん積むしか無いし、重量の軽いバッテリーが欲しいなら、高い金払って高級な素材を使用して軽くしたバッテリーを買わないといけません。

今までよりも激安で激軽なバッテリーが突然登場するとは考えにくいです。ぼんやりと儚い希望は持ちつつも。

それで、そんなバッテリーにとって変わり、最近は、キャパシター技術に注目が集まってます。

キャパシターとは何か、は、このサイトが分かりやすいです。
http://www.nagatac.co.jp/animation/capacitor_v2.htm

キャパシターとは、ものごっつう乱暴に言うと、電子部品で蓄電機能があるコンデンサーを大きくしたようなもので、バッテリーの様に、蓄電と放電ができます。

キャパシターのメリットとしては、電力送電の立ち上がりが良い、と言うことで、先日のルマンでトヨタのハイブリッドレーシングカーにキャパシターが使われた、とのこと。

http://ms.toyota.co.jp/jp/wec/racing-hybrid-01.html

一方、キャパシターのデメリットは、目ん玉飛び出るほど高価(と思われる)だし、蓄電できる量がバッテリーよりも劣る、こと。

だから、現時点では、キャパシターがバッテリーの代替技術になるワケではありません。

でも、キャパシターには、まだまだ、将来的に技術革新が起きる余地が残されています。

おそらく、10年後、地球上の電動自動車、電動バイクが広く普及した暁には、キャパシターももっと進化しているかもしれませんね。

僕が買えるくらいの値段になってれば嬉しいですねぇ。


0 件のコメント:

コメントを投稿