2014年12月23日火曜日

モータとシャフトがめでたくドッキング!



モータがインチサイズであることに起因して様々な困難が待ち受けてましたが、ようやく乗り越えられそうですよ、自分(キリッ!)

日本で買いやすい部品は当然ながらメートル単位のもので、このモータのシャフト径22.3ミリなんて半端なやつに合う日本の部品は無いんですよね〜。

と、いうことで、約2ヶ月ほど迷ったあげく、結局、メカロック内径22ミリのものをリュータで削り0.3ミリ拡張するという荒業に出ました。もう、やけです。

もう目分量で削りました。金属加工のプロの方からはお叱りを受けそうなやり方・・・。

シャフトもプラスチックハンマーで叩き入れました。もう、ほんとのやけですよ。

でも、メカロックによって、やっとモータと友人が作ってくれたミッションケース側のシャフトがめでたくドッキング。

やっぱし、勢いって大切だなぁ、と思った、そんな冬の始まりでした。




2014年10月26日日曜日

モーター側ブラケット制作&装着&涙のトラブル


ひさびさの更新・・・。

予想通り、と言いますか、予想外と言いますか・・・。

予想通り、の部分は、電動バイク作りにおいては、電動の回線関係の制作よりも、金属加工が困難になるだろう、という点。

今回、ブラケットについては、自作するのか、それともプロに依頼するのか、ひっじょーに悩みました。依頼すると、高額になってしまうためです。

もんもんとしていたところ、友人が見積もりを見てくれまして、「これらの会社は、高すぎだなぁ〜。もっと安いところあるんじゃない?」とアドバイスをくれました。

あきらめず、色々なところに見積もり依頼していましたら、最終的に、手頃な価格(板一枚につき4,500円くらい)で、受けてくれる会社さんを発見。記憶によると4社目ですね。

金属加工の期間は一ヶ月程度かかりましたが、仕上がりも美しく、依頼して良かったなぁ、と今は思っています。

予想外、の部分は、最初に気づけよ・・・という話ではあるのですが。

その仕上がってきたブラケットを装着していたところ、なんか、ネジがモーターのネジ穴にうまく噛み合わないなぁ・・・(手に、ネジがしっかり噛み合ったときのカッチリした感触が伝わってこない。)と思っていました。

それでも、まぁ、気のせいかもな、と思って、ぐいぐいネジを締め込んでいったところ・・・ネジが空回りしました。

背筋がヒヤリとした、のは言うまでもありません。もし、ネジをナメてしまっていたら、モーター側のネジ穴を修正しなくてはなりません。

ネジが空回りした当初、かなりパニックになり、現実として受け止められませんでした(笑)が、次第に「うーん、ネジ穴を掘り直すしかないか・・・」と工具屋にヘリサートを買いにいきました。

ヘリサートのお値段約7,000円・・・。気軽に買える金額じゃありません。

何日か泣きながら寝て、どうしよう・・・と悩みましたが、あるとき、ふと、思いついたのです。「もしかして、ミリネジではなく、インチネジ?」

はい、そうなんです、アメリカから個人購入したモーターですから「インチネジ」なんです。モーターの設計図を見なおしたら、しっかりとインチネジの規格でネジ穴の大きさ、ピッチが書かれているではありませんか!

つーか、設計図をもっと先に見なおしておけや!自分!ボケがっ!と数秒ほど自分を罵ったあと、インチネジを売っている店をネットで探し、購入。

さっそく、モーターのネジ穴に、インチネジを締めこんでいくと・・・うほぅ〜しっかりネジが締まるぅ(当たり前)

と、いうことで、写真は、これらの苦難(自分で起こしたものだが・・・)を乗り越え、無事に、モーター側にブラケットを装着完了しましたの図。

さて、お次は、エンジン側にブラケットを装着します!

2014年8月24日日曜日

ジャイロの電動パワートレイン構成を検討ー段付きシャフト編


以前、検討したパワートレイン構成ですが、課題となっていた段付きシャフトについて、再び知人と検討をしました。

ミスミのホームページをくまなく探しても、適切な部品が見つからず、結論としては、知人が試作してくれることになりました。

当初、「自分で旋盤で削るか・・・。」と思い、旋盤を貸してくれそうな工房だったり、ミニ旋盤を調べてたりしたんですが、知人いわく「精度が求められる場所だから、そう簡単には作れないよ。」とのこと。

と、いうことで、あまり知人に頼るのは良くないなと思いつつも、結局はお願いすることに。いや〜、ありがたやありがたや。

と、いうことで、段付きシャフトの設計図(のようなもの)を載せておきます。


2014年8月18日月曜日

ジャイロの電動パワートレイン構成を検討

モーターブラケットの製作もままならない状況ですが、とりあえず、一歩でも先に進むべく、メカに詳しい知人を呼んで、パワートレインの構成について議論しました。

今までは、先人の方の作り方をなぞって進めてきたんですが、知人との議論の結果、とうとう違う方法でパワートレインを製作することになりそうです。

今のところの予定はこんな感じです。(構成図)



Version 0.99と書かれているとおり、最終稿ではありませんから、もし、参考にされる方がいれば、ご注意ください。

要点としては、メカロックを複数使うことです。(品番は、ミスミの部品番号です。)

電動化する場合、従来、ジャイロに搭載されている遠心クラッチなり、可変プーリーなり、は不要ですから、そのあたり一式を、ペロリっと変更する必要があります。

ほんで、まだ、これ発注できていません。

なぜ、発注できていないかと言うと・・・・・実は・・・・・モーターシャフトの径と同じ径を持ったシャフトが見つからないから!

メカロックは、同じシャフト径のものしか、接続できないからっ!(By 僕の知人)

モーターを買うときに、モーターシャフトの径も調べとけよっ!って感じですが、いかんせん、モーターはアメリカから買ったので、あんまりスペックが分からず買ってしまい、いまになって後悔するという。まさしく、後悔先に立たず、を実践しましたよ、いやはや。

シャフト問題が解決すれば、一気に発注ができて、しかも、ミスミ側で加工してくれる(らしい)ので、プラモデル組み立てのように組み立てられると思うんですが・・・・・。

一難去ってまた一難!(しかし、モーターブラケット問題は、いまだ解決しておらず)

2014年8月17日日曜日

テスラモデルS評判とその対応

電動自動車界の特攻隊長テスラさんですが、やっぱりトラブルは多いみたいですね。

度重なる修理にうんざり!? テスラ「モデルS」を米メディアが長期テストhttp://jp.autoblog.com/2014/08/03/tesla-model-s-edmunds-long-term-reliability/

テスラの自動車開発スピードはすさまじく早くて「ゼロから自動車作りしても、こんなに高品質な電気自動車が作れるんだ!」と、僕のような自作電動マシンを作ろうとしている人間に勇気を与えてくれましたが、やっぱり、一筋縄ではいかない感じですね。トラブルが多いです。

車内の真ん中に”どどんっ”と存在している、まるで、iPadを縦に2倍くらい大きくしたようなセンターコンソールですが、近未来感を演出できている一方で、画面が真っ白になったり、フリーズしたり、といった不具合が発生している模様です。

まぁ、、、タブレットを一つ作っているようなもんですから、生半可な技術力では、なかなか良いものはできません(あのセンターコンソールを短期間で作り上げたことが奇跡です)。

車もバイクもそうですが、故障とかは、即、人の死に繋がりかねないので、マシンの安全性はとてつもなく重要です。

そんなテスラさんですが、対応がユニークだと評判です。

テスラ社の見事過ぎる常識破りのアフターサービス
http://blogos.com/article/92295/

CEOのイーロンさんは元Paypalのファウンダーの方です。今回のアプローチも、まことにITっぽいやり方ですね。僕は、素早い対応はアリだと思います。

今回は、マイナス点をソフトウェア・アップデートで修正という点に見えますが、逆の見方をすると、電動マシンの頭脳であるオペレーションシステムを、アップデートしていき、ドライバーは+の恩恵を被ることもできるワケですね。

スマホやPCのように、車が、進化していくわけです。特にパーツ交換無しで。
これって新しいと思いませんか?










2014年8月7日木曜日

期待の新生 キャパシター

最近はモーターブラケットの話ばっかなので閑話休題と言うことで、昨今の技術トレンドをば。

電力の源であるバッテリーですが、巷では、技術革新が起きにくいと言われてまして、例えば、今後、劇的にバッテリー体積に対する蓄電量が増える、とか、すごく軽くなる、とか、そういった革命は起きにくい、と予想してます。

バッテリー界隈産業の動きは、いろいろあるんですけども。
http://ascii.jp/elem/000/000/920/920276/


一回の充電で走れる距離を伸ばしたいなら、バッテリーをたくさん積むしか無いし、重量の軽いバッテリーが欲しいなら、高い金払って高級な素材を使用して軽くしたバッテリーを買わないといけません。

今までよりも激安で激軽なバッテリーが突然登場するとは考えにくいです。ぼんやりと儚い希望は持ちつつも。

それで、そんなバッテリーにとって変わり、最近は、キャパシター技術に注目が集まってます。

キャパシターとは何か、は、このサイトが分かりやすいです。
http://www.nagatac.co.jp/animation/capacitor_v2.htm

キャパシターとは、ものごっつう乱暴に言うと、電子部品で蓄電機能があるコンデンサーを大きくしたようなもので、バッテリーの様に、蓄電と放電ができます。

キャパシターのメリットとしては、電力送電の立ち上がりが良い、と言うことで、先日のルマンでトヨタのハイブリッドレーシングカーにキャパシターが使われた、とのこと。

http://ms.toyota.co.jp/jp/wec/racing-hybrid-01.html

一方、キャパシターのデメリットは、目ん玉飛び出るほど高価(と思われる)だし、蓄電できる量がバッテリーよりも劣る、こと。

だから、現時点では、キャパシターがバッテリーの代替技術になるワケではありません。

でも、キャパシターには、まだまだ、将来的に技術革新が起きる余地が残されています。

おそらく、10年後、地球上の電動自動車、電動バイクが広く普及した暁には、キャパシターももっと進化しているかもしれませんね。

僕が買えるくらいの値段になってれば嬉しいですねぇ。


2014年8月5日火曜日

モーターブラケット製作のお見積もり第2弾

【前回までのあらすじ】
予想を超えた見積もり金額に、飲んでた牛乳が口から吹き出すも、性懲りも無く、他のお店に見積もりを依頼したワタクシ。
さて、結果はいかに!(クワッ!)






結局、あっけなく、断られました(笑)

「対応できまへん」と。

うーん、工具だけでも貸して欲しい。。。

さて、どうしますかね〜。

2014年8月2日土曜日

モーターブラケット製作のために東へ西へ

【前回のあらすじ】
予想以上の見積もり金額に、耳から血を吹き悶絶したワタクシ。
現実を知り、一つ、大人の階段を登った。

【今回】
と、いうことで、資金が無いのは仕方ないので、DIYショップにいって、自作を試みることに。

作戦としては加工しやすい4mm厚鉄板に自分でドリルで穴をあけて、そいつを2枚溶接でくっつけて8mm化していく「金かけないで手間かける作戦」を開始するべく。

自宅近くのDIYショップに行き、4mm厚鉄板を探すも、最高に厚くて1mm。うーん、さすがに、1mmを8枚、ミルフィーユのように溶着するのは強度的に問題が出そうだ、と思い、購入を断念。

鉄板はネットで買うことにしました。結構、鉄板売ってるところがあることに気づきました。

相場は、鉄板SPHC(規格があるみたい)で、今回、ワタクシが欲しい160mm☓160mmのサイズで、厚さは6mm(8mmが無い!)でいくと、一枚1350円。目ん玉飛び出るほどの高さではないです。

で、鉄板購入のついでにレーザーカットしてくれる、というお店もあったので、先日の設計図を送付してお見積りをもらうことにしました。まことにあきらめが悪い(笑)


2014年7月31日木曜日

モーターブラケット金属加工のお値段は?

こちらの投稿の設計図を、ネットで見つけた金属加工屋さんに見積もりを依頼しました。

素人考えですが、まぁ、、、ステンレス製の板2枚だし、加工は穴あけるだけなんで、そんなに高くならない、高くても2枚で1万円くらいかな〜、なんて思っていました。

見積もり依頼してから翌日すぐに返答がありました。

個人の発注、そして、素人の設計図にもかかわらず迅速で丁寧な対応をしてくれてありがたいなぁ〜と思いつつ、見積もり書を見ると、、、、

ぐぼぼぅ、、想像を遥かに超える金額に、鼻と口から同時に血を吹き出しそうになりました。

つうか、普通、これくらいの値段するよね、、当然っすよね、、、と心を落ち着かせること約1時間、さぁどうするか、と。

しばらく、貯金してから再びお願いするか、それとも何か他の方法を模索するのか。

悩むぅ〜。

2014年7月28日月曜日

モーターブラケット製作

さて、そろそろ、現実から逃げ出していた自分に喝っ!を入れて、モーターとエンジンケースの接続という第一の壁を乗り越えようと思います。

なにげに、このジャイロを電動コンバートするとき、難しい部分としては、モーターの動力系の組み立てよりなにより、1)モーターとエンジンケースの接続加工 2)モーターの動力をタイヤに伝達する部分の製作が2大巨塔としてたちはばかると想像していました。

と、いうことで、そんな壁からいつまで逃げていても進捗はないから、地道に一歩ずつ進めることにしました。

自分は金属加工や設計の経験は、ほとんどないので、まずはアナログに採寸をば。



アクリル板を、エンジンケースに取り付けて、ネジの位置を調べていきました。アクリル板は加工しやすいし、透明だから位置もわかりやすい。
採寸がしっかりとできる人なら、こういう行程はすっ飛ばすんでしょうけど。

モーター側も同様に、アクリル板でネジ止めの位置決めしました。

ホンでもって、できた設計図(のようなもの)はこちら。採寸があっているか不明なので、ご参考までにどうぞ〜。




これを、金属加工屋さんに渡して、ブラケットを作ってもらうという算段です。

ちなみに、設計図(のようなもの。しつこい?)を作るときに使ったソフトウェアは「Sketch Up」です。直感的で使いやすいんですが、ちょっと使い方の情報が少ないのが難点かも。



2014年7月17日木曜日

電動バイク廻りの法律(2)側車付自動二輪


ハーレージャパンから公式に発売されているハーレートライクの仕様を見ていたら「あり?全長がなんか側車付二輪自動車の枠を超えてねぇか?」と不思議に思い、色々調べてみました。

※ハーレートライクの全長は2,670mm

結論から言うと、、、『側車付二輪自動車』『側車付自動二輪車』『トライク』って、それぞれ別物なのかもと。

僕の理解した範囲でまとめてみると、法的区分は以下のとおり。

◆ 側車付二輪自動車・・・側車部分を外しても走行できるもの

◆ 側車付自動二輪車・・・側車部分を外しても走行できるもの。かつ、側車に複数車輪があるもの

◆ トライク ・・・側車部分を外して走行できないもの。当初、三輪自動車として扱われていたが、1999年以降は『側車付オートバイ』として扱われることとなったそうです。

こっからが、またややこしいんですが、側車付オートバイは、道路交通法と道路運送車両法でそれぞれ以下のように扱われるそうな。

【側車付オートバイについて】
・道路運送車両法(側車付オートバイの定義)
排気量が250CCを超えるもの

・道路交通法(側車付オートバイの道路上の制限)
一般道路は60キロ、高速道路は80キロまで。
普通自動車免許保持者が運転できる。(ちなみにハーレートライクは普通自動車免許でもMT免許が必要なので注意。)二輪免許は不要。
※でも、操作形態が二輪そのものだから、二輪の知識は必須でしょうね。

と、いうことで、つまりは、、、

解釈1:全長、全幅、全高は定義されていない。よって自由。
解釈2:普通自動車免許でOKということで、ノーヘルOK。(でも、メット被るのは推奨します)

ちなみに、側車付オートバイは、オートバイなので、自賠責、自動車税は、オートバイ区分、および車庫証明不要、ということで、維持費も自動車に比べると安いですね。

でも、側車付オートバイに屋根をつけたら、、、どんな区分になるんじゃろ??

まぁ、さしあたり、作ろうとしている電動バイクは、排気量250CC相当のモーターを積んで、側車付オートバイ区分とした方が良さそうだなと思いました。

2014年7月10日木曜日

電動バイク廻りの法律(1)

何回調べても、よく分からないのが、電動バイクを取り巻く法律。


しっかりと法律に詳しい人に聞かなきゃいけないけど、調べた限りでは、以下のような感じです。(本当かは怪しい。。。)


まず、公道を走る際に関連してくる法律は、道路運送車両法と道路交通法の2つっぽい。


今回、製作計画の2段階目ではミニカー枠を狙ってはいるものの、どうもミニカー枠だとカッコ良いスタイルに仕上げることができないし、もしかしたらバイクの枠に収めたほうがいいんじゃないか、と思い始めました。


なので、250CC以下の普通自動二輪の法律から。


★250CC以下の普通自動二輪


排気量はこんな感じ。

”125cc超250cc以下の普通自動二輪車は、道路運送車両法では「二輪の軽自動車(軽二輪)」として扱われ、250ccを超える普通自動二輪車は「二輪の小型自動車(小型二輪)」として扱われる。いずれの場合も自動車検査登録制度では一般的な自動車の登録自動車と異なる届出自動車であるため、ナンバープレートは正式には「車両番号標」となり、市町村に納める軽自動車税が課税される。”Wikipediaより


大きさはこんな感じ。

”道路運送車両法・第二条別表第一では軽自動車の内、軽二輪の範囲について、『二輪自動車(側車付二輪自動車を含む)で、長さ2.5m以下、幅1.3m以下、高さ2.0m以下、総排気量250cc以下』と定めている。定格出力が1kwを超える電動機を搭載したものも含まれる。”Wikipediaより

、、、ということはモーターの定格出力の上限は決まっていないってこと??


★400CC以上の大型自動二輪


排気量にはこんな感じ。
”大型自動二輪車は、道路交通法施行規則において「総排気量0.400リットルを超える内燃機関を原動機とする二輪の自動車(側車付きのものを含む。)で、大型特殊自動車及び小型特殊自動車以外のもの」と定義されている[3]。2011年現在は電動機のみを動力としている車両に対する定義がされておらず、定格出力が1kWを超えるものはすべて普通自動二輪車として扱われている。”Wikipediaより


、、、ふむう、Wikipediaを見る限りは、電動の出力はいくつでもOKなんだなっ!!(クワッ!)


あとは、屋根で覆われていたら自動車になる、、とか、車体を傾けて走るものは、自動車じゃない、、、とかとか、色々あってわからない。


むぅ。


総務省とかに聞き入った方が良いのかも。

2014年6月27日金曜日

製作計画

こういうのは初っ端に書けよっ!という話ですが、いちおうこんな計画でやっています、ってのを書きます。

・・・っと、順調に遅れているんですけどね。。。

2014年度
一段階目: テスト用バイクを作る。

1.【済】購入したモーター、インバーター、バッテリーを仮組みして、動作チェック

2.ジャイロを分解し、電動化に不要な部品を分離。
エンジン、キャブ、マフラー、燃料タンクなど。
➡︎OK

3. ジャイロのミッションケースにモーターを取り付ける。
➡︎ここ苦戦中

4. 電動化したジャイロで、いろいろテスト。
➡︎モーターなどの耐久性
➡︎電費の改善(一回の走行距離の延長を図る)

2015年度
二段階目:オリジナルフレームのバイクを作る。

1. ミニカー規格内でオリジナルのフレームを制作する。

2.フレームに軽自動車のリアデフをつける。

3. その他、必要なパーツを搭載

4. フレームに被せるカウルの制作および搭載。

5. ミニカー規格で登録して、走行テストし、サンプリング。


2016年度
三段階目:最高時速200キロ、航続距離100キロの電動バイクづくり

2017年度
四段階目:最高時速300キロ、航続距離200キロの電動バイクづくり

2018年度
五段階目:最高時速400キロ、航続距離300キロの電動バイクづくり


専用工具のありがたみ

ジャイロを電動化するため、主にガソリンエンジン関連パーツを分解していきましたが、ところどころ専用の工具じゃないと外せない箇所がでました。

例えば、フライホイール、とか。

これの外し方が分からず、でも、強引に外すのは躊躇される部位だったので、うーん、どうしよう、、、と考えてたら、約一年があっという間に過ぎ去ってましたよ、と。

何の気なしに、ネット見てたら、フライホイール・プーラなるもので、1分もかからず外せまっせ、という記事を発見。

フライホイールプーラーは、こちら。
稲妻の速さで、Amazonから購入、届き次第、フライホイール外しに取りかかると、タイムマシンに乗って、1年前の自分に「なんで専用工具買わなかったの?」と問いただしたくなるくらい簡単に外れやがった! おっと、感謝を込めて、外れて下さった、ですね。

でも、おかげで、クランクシャフトを取り出すことができました。

僕は、アイファーベルグさんのHPを参考にしてるのですが、

http://eiferwerk.jugem.jp/?page=3&cid=1

アイファーさん同様に、クランクシャフトを流用したかったので、クランクシャフトを大事に取り出せて、凄い嬉しい!

自分の知識の無さが導いたことではあるものの、言いようのない達成感まで得られましたw

専用工具を買うかどうかは、趣味で作業してる僕のような人は多いに悩むとこです。

その作業のために、数千円払いますか?という。

でも、考えてみたら、専用工具は、もう使うことが無いなとなったら、ヤフオクとかで売れるので、悩むより、買っちまえよ、とポジティブに考えるようになりました。

いわゆる「時間を買う」ってことですね。

今回のことで、数年後に「あそこで考え方が変わっといて、良かった〜」と思えたら、ばんばんざい、ですね。

2014年6月26日木曜日

テスラ 特許を公開

ハイエンドな電動自動車のメーカー「テスラ」が、自身が所有している特許を公開しました。また、公開した特許を使用しても訴えないと宣言したそうです。

http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304826804579620831736942964



まずは、電動自動車業界自体への参入者を増やし、業界の盛り上げを行うことが先決、と判断したようですね。

特許はこちら。
https://www.google.com/search?tbo=p&tbm=pts&hl=en&q=inassignee:%22Tesla+Motors,+Inc.%22

こんなんとか。


もしかしたら、この特許に触発されて何か新しいアイデアが出るかも?






2014年6月23日月曜日

絶対倒れない電動バイクーLIT MOTORS

こんなマシンが既に販売されようとしているとは、、、不覚。
かなり、僕のコンセプトとだだかぶりなので、またもや心折れそうな感じですが、まぁ、僕のほうは三輪だし、、、土俵違うし、、、と言い訳て、難を逃れました。



http://litmotors.com/

転ばないようにジャイロ(コマの方ね)を使っているんですね。
非常に面白い機構と思いました。

ただし、ちょっくら値段が高くなるのが難点かなと。

あと、おそらく日本の道交法だと、2輪扱いになるから、当たり前だけど2輪の免許は必要になるし、ヘルメットの着用も必要になってくるでしょう。

僕が今回3輪にこだわっているのは、2輪の免許を持っていない人でも、バイクの楽しさを味わってほしいと思うため、3輪で作ろうと考えていました。

ま、とにかく、いろいろなアプローチが出てくるのは良いこと。

もっと、電動バイクの世界が盛り上がりますように。

ハーレーが電動バイクを作った!!

電動バイクを絶対に作りそうにないバイクメーカー、ハーレーダビッドソンが電動バイクを作りました!!

http://jp.autoblog.com/2014/06/22/harley-davidson-project-livewire-electric-motorcycle-vi/

やっべぇぇぇ!!すげぇカッコイイ!!
ふう。もうこれで良いんじゃね?!と一瞬思い、自作で電動バイクを作り続ける心が一瞬折れそうになりましたが、まぁ、同じ土俵で戦うんじゃないから良っか、と開き直りました。

動力部の組み立てと動作チェック

※久々の投稿

充電器問題は、メーカー側が修理をしてくれて解決。
まずは、もろもろ取り寄せたパーツを組み上げて、正常に動作するかチェック。
そのチェックしたときの動画がこちら。


画面には入っていませんが、アクセルでモーターの回転速度をコントロールしています。

部品は、モーターとモーターコントローラー(インバーター)、アクセルのキットものを購入しましたが、端子は自分で取り付ける、つまり、配線は配線図を見ながら自分でやれというハードな内容。

うう、、、簡単だと思ったからキットものにしたのに。。。

しかも、配線図の中で明瞭じゃないところもあり、メーカー(アメリカ)に何回も問い合わせて、ひとつひとつ確認しながら、ベイビーステップな感じで進めました。

なにわともあれ、動作したので、今度からはいよいよベース車両にモーターをドッキングするところに移ります。